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「欠陥住宅物語」について [小説]

「欠陥住宅物語」読了しました。
斎藤綾子さんの語り口は本当にさわやかというか、あざやかというか、切り口が鋭く、スピード感があり、
読んでいてすごく気持ちがいい。

自分でエロ小説家と述べておられるが、私から見たら立派な小説家だ。自叙伝的私小説のようで、本当のところはどうなのだろうか。でもとてもたのしいひと時をプレゼントされたようで、うれしい時間をすごす事ができました。

購入された欠陥住宅は今現在どうなっているのか。気になります。

最初に買ったのは「マイウェイ―わたしが自分のお墓を作ろうと思った3つの理由」。
このタイトルが気に入り無造作に手に取り、買いました。
セックス描写が気持ちよさそうで感動しました。


マイウェイ―わたしが自分のお墓を作ろうと思った3つの理由 (幻冬舎文庫 さ 4-6)

マイウェイ―わたしが自分のお墓を作ろうと思った3つの理由 (幻冬舎文庫 さ 4-6)

  • 作者: 斎藤 綾子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 文庫



次に読んだのが「結核病棟物語」。20代の大学時代に結核にかかるなんて、尋常じゃない。どういう生活していたのか、聞きたいものですよね。まわりに結核菌を持っている人がきっといたのでしょうね。
そういえば勤務先の若い社員(30代男性)も結核菌を排菌しており2週間位入院したことがありました。
斎藤さんのように長くならずに実はほっとしました。よかったです。


結核病棟物語 (新潮文庫)

結核病棟物語 (新潮文庫)

  • 作者: 斎藤 綾子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫




タグ:斎藤綾子
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